【EXVSFB】ガンダムヴァサーゴCBの使い方講座~中級者向け~
ヴァサーゴCB(通称:ヴァサ)の他機体と比較しての強みは、
◆1.中距離でのサブ射撃引っかけ
◆2.遠距離でのゲロビ
◆3.主に特格(通称:弟)を用いた近接性能
この3つになります。
着地後の水平機動に扇状の拡散ビームを引っかける、というのが最も解り易い使い方です。
敵にこれを読まれているとシールドで捌かれてしまいますが、
そもそも盾強要という時点で強行動である上に、
こちらを見ていない敵への着地にこれを重ねるなどすれば
キャラ対できている相手にも戦略として常に用いることが可能です。
強よろけなのでサブを撃った後に1拍置いてからでも追撃が間に合うのが殊更に強く、
サブ>>ディレイメイン→特格という一連の流れは、サブHIT時には普通にコンボとして繋がる上に、
サブをガードされた場合にもディレイの加減次第でシールド固めを行ったり(=相方が横から刺せる)、
敵との距離とディレイタイミングによってはサブガード成功→ガード成功硬直解除にオルバの連装ビームが重なるという
物凄く胡散臭い連繋が決まったりします。
ブースト消費のない地上撃ちを、レバー後ろ入れで、遠距離からパなす。これが基本です。
この手のゲロビの遠距離での当て方についてはヴァサーゴの専売特許というものでもなく、
「敵Aに近づく敵Bを遠目に確認したので、
Aにゲロビを撃っておいて、そこを通るBに事故HITを狙う」とか
「遠くでヴァサの相方と疑似タイしてる敵に、
体のどこかに当たってくれ~! する」とかを解っていれば大丈夫です。
弟HIT後の追撃に用いるのも、火力アップ兼BRの節約になるので押さえておくこと。
単純にメイン→弟とキャンセルすることで生格闘への迎撃手段として用いることもできます。
射出時の宙返りは大して動かないものの、
誘導切りのおかげで細いBRくらいなら軸とタイミング次第では回避も可能。
さらにフルブからは格闘HIT時に弟キャンセルが可能となったため、
横→弟→(ヴァサ着地)→前N→メイン というようなOHコンボの存在から、
虹合戦上等の横格差し込みも近接択としては悪くないです。
弟や格闘とともにCSを用いるというのも戦略の一つですが、片方HITなどのアクシデントも込みで
アグレッシブに攻めるには火力やキャンセルルートに欠け、防御面でもキャンセルルートやBRを封じるのが手痛いです。
◆1,2,3の強みはそれぞれ近、中、遠距離に対応しており、これらをしっかりと把握しておくことで
全距離で仕事のできるヴァサーゴと言えるでしょう。
文章だけでの理解ではマズいので、「この弱点をどう突かれるか?」という実戦例で考えます。
【自分から攻める性能が不足している】ということは、
相手からすれば「ヴァサは近づいて(攻めて)こない」という安心感につながります。
当然、ヴァサの相方をダブルロックして攻めるのがオイシイわけです。
このゲームはどんな上級者でも、どんな機体に乗っていようとも、1対2では厳しいというゲームです。
必然ヴァサの相方は被弾も免れられず、そこへヴァサーゴがズンダを送って、それが決まったとしても
ダメージレース的には1対1。特射をブチ当てられれば数値的には
ヴァサチーム側が勝るかもしれませんが、そうそう当たるものではありません。
【見合った際に有効な武装がない】ということ。具体的にはどういうことか?
至近距離なら最悪横格ブンブンでもメイン→弟でもすればいいものの、
格闘間合いより外の、
「中距離というには近い近距離」では途端に当てられる武装がなくなります。
そしてその射程で着地取りのような攻防をすると、ブースト面に劣り降りテクもないヴァサは不利です。
なのでこの射程を嫌って接近か後退のどちらかを選択することになるわけですが、
耐久値は25平均、際立って強い近接武装もないヴァサとしては後退して距離を開けることに努めるのが無難でしょう。
自分から攻めるのが苦手で、見合うのも苦手だから後退する。
すると放置を食らう。いいもん、私の射撃性能は遠距離で凶暴だもん。
・・・そこでそうやって勝てる内はいいでしょう。
相方を犠牲にしてでも射撃を送り込んでいれば勝てる、その内は。
こんな捨て台詞を、実際に聞いたことがあります。
そのヴァサーゴは結局無落ちで、耐久も300以上余らせ、覚醒も終ぞ使えませんでした。
「俺、前出るって通信したじゃん! 耐久余ってたし! 逃げててくれればいいんだよ!」
これも実際に聞いた台詞です。リプレイを見ると、彼はひたすら前進ズンダをしていました。
ただし、それは相方の30が1落ち後に、耐久300を割ってからのことでした。
ダメージを取るのは、良い事です。
耐久を減らさぬよう保持するのも、良い事・・・・・・では、ありません。
後者については、ハッキリと断言しますが、「良い事ではありません」。
耐久調整という言葉を「耐久を保つこと」だと勘違いしている新規プレイヤーをたまに見かけますが、
その理解では半分だけであり、「耐久を使う事(減らす事)」もできて、はじめて耐久調整を行えるのです。
上で述べた2つの例の、何がダメなのか? 相方の視点に立ってみれば一目瞭然。
「このヴァサーゴは下がってばかり。敵のロックや攻撃は常に俺に向いているようなもの。」
「前出るっていっても、それで敵がヴァサーゴを見てくれるとは限らないんだよ。ダブロ辛いよ助けてよ。」
②の項目で述べた弱点を、弱点のまま解決せずにいると、
こういう「敵のロックを自発的に受け持ちに行けない」放置されるヴァサーゴになってしまうのも道理なのです。
敵からすれば「ダブルロックで攻撃当てやすい30を2回落とすだけ」のイージーゲーム。
多少ヴァサから茶々が入れられても、30コスト機とはいえダブロすれば700×2の耐久を削るだけなら楽勝です。
(逆にこれが難しいと思うのなら、試しに3000コスト機でCPUとでも組んで人操作2人相手に対戦してみましょう。)
では、どうすればいいのか? 答えは簡単。前に出ればいいのです。
それも、相方の耐久値が敵から見て「ヴァサ無視してコイツを集中狙いした方が簡単」と思われる、その前に。
【自分から攻める性能は不足】しています。しかし、0ではありません。
弾数豊富なBR、引っかけを狙えるサブ。水準ギリギリですが機動力も格闘性能もあります。
【近距離で見合った際に有効な武装】はないかもしれませんが、そこで後退せず、前に出れば格闘も弟も活かせます。
さすがにガッツリ距離を詰めてくるヴァサを、その相方がまだ撃破しきれそうにない時点で、放置するのは難しいです。
これで間違いなく、ロックを受け持つことができるでしょう。
ダメージを取れるかどうかはそこからの奮闘次第ですが、既にこの時点で相方の負担を減らすことには成功しました。
もう相方から煙たがれることも無いでしょう。
①、②、③と、ヴァサの強みと弱み、それらを踏まえての立ち回りについて書きました。
ここから更にステップアップするには、細かな武装性能の把握やキャラ対、
格闘CSCや弟を用いた起き攻め&足掻き、拘束時間やふっ飛ばしを意識したコンボ選択ないしその構築、
変形を用いた立ち回りの研究、青ステの活かし方などを地道に積み上げていくことになるでしょう。
フリーバトルに引き篭もってひたすら研究するもよし、熱帯で実践を繰り返すもよし。
兄さんの勝利を願って。 Dear Olba Frost.
執筆:匿名 >>369-374
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57752/1431953344/369-374
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体力調整の下り、赤ロックの長い機体を好む初心者にありがちでぐうわかる
名無しEXVSさん 2016/02/20 10:25